一巡して…6人目のトートは
2007年5月15日雪組のエリザベートを観てきた。
ある程度の期待通り。
期待は裏切られなかったけど
期待を大きく超えてはこなかった。
トートのお衣装は毎回その人に合わせて新調なんだけど
エリザベートのお衣装も今回は全部新調みたいだった。
ルドルフのお衣装も新調かな。
今回のトートのお衣装はグリーンがベースになってるのかな。
水君のグリーンの入った鬘ともよくあってた。
演出的には月組を踏襲って感じ。
大幅にここが変わってるという感じはしなかった。
病院訪問の場面
ヴィンディッシュ嬢とのやり取りはヴィンディッシュ嬢をやる
人の役作りとかでも変わってくるんだけど
ウィーン版を観た後だけにね
拘束服を使うか使わないんだったら変わりになるもので
もっと強くヴィンディッシュ嬢を拘束して欲しかった。
体は縛られてるけど魂が自由なヴィンディッシュ嬢
体は自由だけど魂は縛られているエリザベート
この対比が強いほどエリザベートの孤独が強調される
かなりポイントになる場面だと思うんだけど
どう登場するのかなと注目してた2つの場面
1つは1幕のエリザベートの居室
エリザベートがフランツに最後通牒を突きつけた後
1つは2幕のルドルフの葬儀 棺の上
エリザベートの居室は手からだった
この場面で登場する時の手先の表情はまりこさんが絶品だった。
さえちゃんも手からだったけどいまいちって感じだったけど
水君の手の表情もかなりよい感じだった。
ルドルフの棺の上には仁王立ちだった。
そうきたかって感じ。
棺の上に立って嘆くエリザベートをじっと見下ろしてる。
観察してるって雰囲気かな。
ずんこが仁王立ちしてたけど雰囲気はかなり違う。
水君のトートには立ってるほうが似合ってるように思う。
水君のトート
トートを観て水君に嵌る人けっこういるんだろうなと思った。
人間くさい感じじゃないけど感情ははっきり見えてくる。
今までのどのトートとも少しタイプが違う感じ。
ところどころでニヤっと笑う表情がちょっと爬虫類っぽい感じ。
それが今までのトートと違うタイプにみえるところなのかな。
今までにないタイプの独自のトート像を創ってる。
となみちゃんのエリザベート
ちょっとあやかちゃんを彷彿させるような雰囲気。
ちゃんとエリザベートの人生がみえてくる。
子供時代から孤独の皇妃になっていく心の葛藤がリアルで
この辺はさすがだなと思う。
だんだん肖像画のエリザベートに似て見えてくるからすごいなと思う。
ゆみこちゃんのフランツ
誠実で暖かみのあるフランツ。
エリザベート3度目のゆみこちゃん。
黒天使、ルドルフ、フランツと役も成長してる
ただ年のとり方がもう1つかな
見た目はいいんだけど、その見た目にしぐさとか姿勢とか声の感じが
いまいちついていけてないっていうのかな
夜のボートの時声が若くて見た目とちょっとギャップを感じてしまった
音月のルキーニ
頑張ってるねとは思う
いまいち余裕がないようにみえる
狂気も薄い感じ
エリザベートを刺すところだけ狂気が強調されてるから
ちょっと唐突な感じがする
目指してるのは轟さんのルキーニなのかな
トートに対するスタンスは轟さんに近いのかなって思うけど
やっぱり轟さんほどはっきりとはしていない
かといってりかちゃんとかのようなスタンスでもない
なんかちょっと中途半端な感じ
もともとの持ってる雰囲気がかわいい感じだからイメージ的に
ちょっと損をしてるところもあるのかなって思うけど
出来ないはずはないと思うからよけいに感じるのかな
文句なしの絶品は未来さんのゾフィー
寿ひづるさんのゾフィーを思わせるような迫力満点なゾフィーだった
いい意味で男役さんがする迫力ある
この役って案外男役さんがするほうがよいのかもしれないと思った。
かおりちゃんのマダム・ヴォルフ
かわいい典型的な娘役ってイメージのかおりちゃんが見事に
殻を破ってます
ただ学年的なものでちょっと若い感じがする
もっと貫禄がでれば言うことなし
今回初のエトワールで美声も聞かせてくれてる
新公ではゾフィーをするかおりちゃん
どんなゾフィーをみせてくれるかな
ヴィンディッシュ嬢のいづるん
これまでのどのヴィンディッシュ嬢とも違う役の創り方だった
お衣装も今までと違ってどこか1幕ラストの白いドレスを
思わせるような感じだった
これはこれでありかなって思うけど
あまり精神を病んでる人っていう感じには見えなかった
一目で精神が病んでるとか壊れてるって見えたほうがよいと思った
エリザベートの実家ヴィッテルスバッハ家の血筋には狂人が
多く出ていて、自分もという不安からか精神病院の訪問を
よくしていたというエリザベートに対しての
分身とか鏡のような存在がヴィンディッシュ嬢だと思うんだけど
エルマーの彩那音ちゃん
ふっとした表情がさえちゃんに似ていてああやっぱ姉妹だ〜
シュテファンの沙央くらまくん
こういう感じのメイクをするとまりこさんに似てる〜
とか思いましたね
フィナーレの構成は定番
ロケット以外はお衣装も新調でしたね
娘役さん達と水君の踊る場面が私が踊るときのボレロアレンジ
デュエットが最後のダンスのタンゴアレンジ
どっちも新鮮な感じだった
デュエットをみていてこれからデュエットらしいデュエットを
期待できるなと思った
定番っといえる闇が広がるの男役さん達のダンス
振付も初演の頃から変わらないだけに
迫力が薄いような気がした
もっと濃く気障って踊ってくれ〜と思ってしまった
なんだかんだ言っても相対的にはよいと思うし
あと何回かは観たいなと思ってる
ある程度の期待通り。
期待は裏切られなかったけど
期待を大きく超えてはこなかった。
トートのお衣装は毎回その人に合わせて新調なんだけど
エリザベートのお衣装も今回は全部新調みたいだった。
ルドルフのお衣装も新調かな。
今回のトートのお衣装はグリーンがベースになってるのかな。
水君のグリーンの入った鬘ともよくあってた。
演出的には月組を踏襲って感じ。
大幅にここが変わってるという感じはしなかった。
病院訪問の場面
ヴィンディッシュ嬢とのやり取りはヴィンディッシュ嬢をやる
人の役作りとかでも変わってくるんだけど
ウィーン版を観た後だけにね
拘束服を使うか使わないんだったら変わりになるもので
もっと強くヴィンディッシュ嬢を拘束して欲しかった。
体は縛られてるけど魂が自由なヴィンディッシュ嬢
体は自由だけど魂は縛られているエリザベート
この対比が強いほどエリザベートの孤独が強調される
かなりポイントになる場面だと思うんだけど
どう登場するのかなと注目してた2つの場面
1つは1幕のエリザベートの居室
エリザベートがフランツに最後通牒を突きつけた後
1つは2幕のルドルフの葬儀 棺の上
エリザベートの居室は手からだった
この場面で登場する時の手先の表情はまりこさんが絶品だった。
さえちゃんも手からだったけどいまいちって感じだったけど
水君の手の表情もかなりよい感じだった。
ルドルフの棺の上には仁王立ちだった。
そうきたかって感じ。
棺の上に立って嘆くエリザベートをじっと見下ろしてる。
観察してるって雰囲気かな。
ずんこが仁王立ちしてたけど雰囲気はかなり違う。
水君のトートには立ってるほうが似合ってるように思う。
水君のトート
トートを観て水君に嵌る人けっこういるんだろうなと思った。
人間くさい感じじゃないけど感情ははっきり見えてくる。
今までのどのトートとも少しタイプが違う感じ。
ところどころでニヤっと笑う表情がちょっと爬虫類っぽい感じ。
それが今までのトートと違うタイプにみえるところなのかな。
今までにないタイプの独自のトート像を創ってる。
となみちゃんのエリザベート
ちょっとあやかちゃんを彷彿させるような雰囲気。
ちゃんとエリザベートの人生がみえてくる。
子供時代から孤独の皇妃になっていく心の葛藤がリアルで
この辺はさすがだなと思う。
だんだん肖像画のエリザベートに似て見えてくるからすごいなと思う。
ゆみこちゃんのフランツ
誠実で暖かみのあるフランツ。
エリザベート3度目のゆみこちゃん。
黒天使、ルドルフ、フランツと役も成長してる
ただ年のとり方がもう1つかな
見た目はいいんだけど、その見た目にしぐさとか姿勢とか声の感じが
いまいちついていけてないっていうのかな
夜のボートの時声が若くて見た目とちょっとギャップを感じてしまった
音月のルキーニ
頑張ってるねとは思う
いまいち余裕がないようにみえる
狂気も薄い感じ
エリザベートを刺すところだけ狂気が強調されてるから
ちょっと唐突な感じがする
目指してるのは轟さんのルキーニなのかな
トートに対するスタンスは轟さんに近いのかなって思うけど
やっぱり轟さんほどはっきりとはしていない
かといってりかちゃんとかのようなスタンスでもない
なんかちょっと中途半端な感じ
もともとの持ってる雰囲気がかわいい感じだからイメージ的に
ちょっと損をしてるところもあるのかなって思うけど
出来ないはずはないと思うからよけいに感じるのかな
文句なしの絶品は未来さんのゾフィー
寿ひづるさんのゾフィーを思わせるような迫力満点なゾフィーだった
いい意味で男役さんがする迫力ある
この役って案外男役さんがするほうがよいのかもしれないと思った。
かおりちゃんのマダム・ヴォルフ
かわいい典型的な娘役ってイメージのかおりちゃんが見事に
殻を破ってます
ただ学年的なものでちょっと若い感じがする
もっと貫禄がでれば言うことなし
今回初のエトワールで美声も聞かせてくれてる
新公ではゾフィーをするかおりちゃん
どんなゾフィーをみせてくれるかな
ヴィンディッシュ嬢のいづるん
これまでのどのヴィンディッシュ嬢とも違う役の創り方だった
お衣装も今までと違ってどこか1幕ラストの白いドレスを
思わせるような感じだった
これはこれでありかなって思うけど
あまり精神を病んでる人っていう感じには見えなかった
一目で精神が病んでるとか壊れてるって見えたほうがよいと思った
エリザベートの実家ヴィッテルスバッハ家の血筋には狂人が
多く出ていて、自分もという不安からか精神病院の訪問を
よくしていたというエリザベートに対しての
分身とか鏡のような存在がヴィンディッシュ嬢だと思うんだけど
エルマーの彩那音ちゃん
ふっとした表情がさえちゃんに似ていてああやっぱ姉妹だ〜
シュテファンの沙央くらまくん
こういう感じのメイクをするとまりこさんに似てる〜
とか思いましたね
フィナーレの構成は定番
ロケット以外はお衣装も新調でしたね
娘役さん達と水君の踊る場面が私が踊るときのボレロアレンジ
デュエットが最後のダンスのタンゴアレンジ
どっちも新鮮な感じだった
デュエットをみていてこれからデュエットらしいデュエットを
期待できるなと思った
定番っといえる闇が広がるの男役さん達のダンス
振付も初演の頃から変わらないだけに
迫力が薄いような気がした
もっと濃く気障って踊ってくれ〜と思ってしまった
なんだかんだ言っても相対的にはよいと思うし
あと何回かは観たいなと思ってる
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