じゃあイタリアでは

2005年7月27日
フランス語でコクリコ
英語でポピー
中国では虞美人草
そしてスペインのアマポーラ

日本じゃヒナゲシ漢字で書くと雛罌粟
イタリア語ではなんていうのよっと突っ込んでみたくなる。

イタリア語でヒナゲシってなんていうのか調べてみると

papavero[パパーヴェロ]
 [植]ケシ、重要人物
 semi di papavero:ケシの実
 papavero selvatico:ヒナゲシ、グビジンソウ(虞美人草)

rosolaccio[ロゾラッチョ]
[植]ヒナゲシ、虞美人草

う〜んあんまり語感がよくないのよね。
そりゃアマポーラのほうがロマンチックな響きがあるよなぁ。

漢字の雛罌粟
「雛」は小さい、かわいいの意味。
ケシの中では 小型でかわいい花であることから。
漢字の罌粟(けし)は漢名からで
実の形が罌(もたい。液体をいれる口のつぼんだ甕)に似ていて
種子が粟に似ているから
ということらしい。

中国の虞美人草
「虞美人」という名は聞いたことはありますよね。
中国の絶世の美女の1人。
項羽と虞美人のお話は聞いたことありますよね。
学生の頃「四面楚歌」の故事を漢文でやりませんでしたか?
京劇の「覇王別姫」も項羽と虞妃のお話じゃなかったかな。
項羽が劉邦との戦いの時、項羽が最後の出撃をした後に
虞妃も自刃して殉じた。
虞妃を葬ったお墓に赤い雛罌粟の花が咲いた。
この花を人々は「虞美人草」と呼んだ。
というところから来てるんですよね。

むか〜し宝塚でも「虞美人」ってやってます。
その主題歌の1節に「赤い花びら虞美人草」ってあったような。

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